開催報告『今日から実践!嚥下(えんげ)訓練で飲み込みトラブル予防』講座

平成27年6月20日(土)新天本病院 5階 デイケアふくろうスペースにて、講座
『今日から実践!嚥下(えんげ)訓練で飲み込みトラブル予防』を開催しました。

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今回の講座は、新天本病院 副院長で看護師の淵野純子が講師となり、摂食・嚥下障害の原因とトラブル予防や、具体的な食事のポイント・とろみのつけ方等をお話ししました。

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摂食・嚥下障害は、単独で障害が発生するわけでは無くなにかの病気を原因としています。原因となるものは、脳梗塞や脳出血によるマヒや神経・筋疾患、または加齢による筋力の低下等が考えられます。

摂食・嚥下障害のなにが問題かというと、「食べる楽しみ」が失われてしまったり、うまく食べ物を食べられないことによる「栄養状態の低下」や正しく嚥下が行われずに、肺へ細菌が入っておこる「誤嚥性肺炎」等です。

まず、予防としては摂食・嚥下障害の原因となる脳梗塞等にならないよう健康的な生活を心がけ、嚥下に必要な筋力の低下を予防すること。また、摂食・嚥下障害になったとしても、食事前に簡単にできる口腔体操や発声練習を繰り返すことによってトラブルがおこりにくくなったり、機能が回復する可能性もあることを理解しておくと良いと説明しました。

また、希望者には「とろみのつけ方の実演」をして、実際にどのようなとろみの段階があるのかということや、どの様な症状の方に適したとろみなのか等をお話ししました。

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質問が多く出た中で、「誤嚥性肺炎の予防としては、食事前に歯磨きをすることが良いとのお話しですが、1日3食食べる場合、食事前と食事後の計6回歯磨きをしなければいけないのでしょうか?」との質問には、「誤嚥の可能性が高い方はやはり食事前に歯磨きをすることで、口の中の細菌をできるだけ失くす方がよいです。しかし、”きちんと歯磨きすること”が大事なので、出来る範囲で歯磨きを行ってください」と答えました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。