【開催報告】『動脈硬化ってこんなに怖い 予防と健診』

平成28年度4月16日(土)新天本病院にて、もっと元気が出る講座『動脈硬化ってこんなに怖い 予防と健診』を開催しました。

講師は、新天本病院 院長 舟木成樹。

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日本人の死因の約3割と言われる動脈硬化。

動脈硬化とは文字通り「動脈が硬くなる」こと。動脈が硬くなると血管のしなやかさが失われて血液の循環が上手くいかなくなり心臓に大きな負担がかかったり、体内の器官がきちんと機能しなくなります。

それにより引き起こされる病気の治療法についても画像や図を用いてわかりやすく説明をしました。

動脈硬化の予防には、生活習慣の改善が重要で、その中でも「運動」「塩分」がポイントです。

「運動」は100メートル走のようなあまり呼吸をしない運動ではなく、早歩き程度を週に2~3回程度行うこと。現代人は摂取したカロリーが多すぎて運動量が少なすぎることが動脈硬化の大きな原因になります。

「塩分」は一日の摂取量は約7gが良いとされています。食生活と動脈硬化の関係をマサイ族とカザック族の食生活を例として説明しました。

マサイ族は食物繊維に富むトウモロコシ粉や豆・イモ類を主食とし、牛肉を食べる場合は焼いて脂を落とすので、塩分の一日の摂取量は約2.5g。そのため高血圧がほとんどない。一方、カザック族は、野菜をほとんど摂取しない・羊の脂身の多い食事をするため塩分の一日の摂取量が約14gにもなり、50歳台で脳卒中にかかったり、突然死する人が多い。

一日の塩分の摂取量は7gが理想的。ごはんに梅干(1個 2.1g)、味噌汁(1杯 1.5g)、たくあん(5切れ 2.1g)、たらこ(1/2腹 3.3g)を食べたとすると、塩分量は9gになり、すでに一日分の摂取量を超えていることがわかります。和食が健康に良いと言われますが食べ方によって塩分が多くなる場合もあるので注意が必要です。

質疑応答では、多くの参加者の方からご自身の心配事の質問をいただき、ひとつひとつに回答させていただきました。

舟木の講義のあとは、血圧や骨密度測定、看護師や栄養士による健康相談等を行いました。

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看護師や栄養士にご自分の健康や食生活についてご相談をされる方もいらっしゃいました。

ご参加いただきました皆さまありがとうございました。