【開催報告】『口腔ケアで防ごう!誤嚥性肺炎』

2017年12月16日あいクリニック2Fデイケアオリーブにて※多摩市家族介護者教室『口腔ケアで防ごう!誤嚥性肺炎』を開催しました。

講座はあいクリニック デイケア科 言語聴覚士 田中 仁士が担当いたしました。

講義では始めに「食べる」動作についてお話しいたしました。食べるための5つの段階である①食べ物を認識して口に入れる②食べ物を噛む③食べ物を喉に送り込む④食べ物を飲み込む⑤食べ物が食道を通って胃に入ることについて図や写真を用いてご説明いたしました。

食べる力が落ちてくると飲んだ物や食べた物が誤って気管に入り、その際に一緒に細菌が入ってしまい「誤嚥性肺炎」を引き起こす可能性があります。食べる力を維持するためには「口腔ケア」が大切です。

講義の後半は「口腔ケア」について実践を交えながら行いました。口腔ケアには「歯や口の中の清潔を保つため」のケアと「食べる・喋る力を維持するため」のケアの2種類あります。「清潔を保つため」のケアでは①うがい②歯みがき③入れ歯の清掃、メンテナンス④口の粘膜や舌の清掃を行います。歯や口の中の清潔を保つことも食べる力を維持するために必要です。「食べる・喋る力を維持するため」のケアでは①リラクゼーション②口やノド周りの筋肉の運動訓練③咳払いの訓練④飲み込みの訓練⑤話ことばの訓練が大切です。参加者の皆さんと一緒に唾液腺マッサージや口の体操などを行いました。

アンケートでは「母の介護の為に勉強に参りましたが、自分のこれからにもとても役立つ内容でした。」「日常感じている身体の事をよく説明して頂いた。」「誤嚥の危険性の高い動作や食べ方、環境など今後の注意すべき課題がはっきりしました。」などのご意見をいただきました。

ご参加された皆さん、ありがとうございました。

※多摩市家族介護者教室とは…多摩市から委託を受けた事業者が、主に介護をされているご家族のために介護方法に関する知識や技術、交流やリフレッシュのために実施している講座です。