【開催報告】第19回市民公開講座『フレイル予防で健幸長寿』

2018年10月20日(土)多摩市 聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターにあるアウラホールにて、社会医療法人 河北医療財団 多摩事業部 第19回市民公開講座『フレイル予防で健幸長寿』を開催いたしました。

第1部の基調講演では東京大学 高齢社会総合研究機構 特任研究員 神谷 哲朗(かみや てつろう)先生、地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所 研究副部長 渡邊 裕(わたなべ ゆたか)先生のお2人をお招きしました。

神谷先生のご講演では、「❝フレイル予防とその実践❞~フレイル予防による長寿のまちづくり~」をテーマにフレイル予防の具体例として、先生が所属する東京大学高齢社会総合研究機構と千葉県柏市が共同で実施したフレイルチェックプログラムを活用した市民参加型健康つくり推進プロジェクトを紹介されました。

フレイル予防は運動だけではなく「社会参加」が必要です。社会性がなくなってしまうと生活の広さ・豊かさだけでなく身体機能にまで影響を及ぼす危険性についてご説明いただきました。地域活動や食事など自分だけでなく家族や友人と一緒に行うことが大切だとお話しされました。

 

渡邊先生のご講演では、「よく食べ、よく話し、よく笑い、健康寿命を延ばしましょう!」をテーマに歯や口の健康「オーラルフレイルの予防」についてお話しいただきました。

口の中の健康が保たれていないと見た目や口臭の観点から人と会う事を避けるようになり社会性がなくなったり、噛めなくなることで栄養が取れなくなり体の機能が低下していきます。噛むことが難しくなってきても細かく切って時間をかけて食事をし、しっかりと栄養をとることが重要だとお話しされました。

 

第2部では河北医療財団 多摩事業部 理学療法士で多摩市介護予防による地域づくり推進員の桐林 亜希子(きりばやし あきこ)より講義と体操を行いました。体操では参加者全員と椅子に座ったままできる体操を行い、多摩市の地域の体操教室やサロンのご紹介もいたしました。

アンケートでは、「フレイル予防の大切さを知った。我々住民の横のつながりも必要なのだと思います。」「口腔の大切が良く分かりました。体全体に影響することも分かり、今からでも遅すぎないと感じました」「座っての体操がとてもよかったです。続けられそう!!」などのご意見をいただきました。

ご参加された皆さん、ありがとうございました。